久住山・天狗ヶ城 2011.7.08

くじゅうざん・てんぐがじょう1783m(大分県)




万年山
三俣山南峰から見る天狗ヶ城(左)と久住山(右)

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歩行距離 14.8km
所要時間 6時間50分
累積標高差 (+) 884m  (-) 884m
コース 九重登山口06:00 → すがもり越07:35 → 久住分かれ08:35 → 久住山09:10 → 天狗ヶ城10:15
 → 久住分かれ10:40 → すがもり越11:50 → 九重登山口12:50



7月6日に由布岳に登り、昨日7日は道の駅「ゆふいん」から豊後中村を左に曲がり、九酔峡にある九重九湯の一つである九酔峡温泉の“つれづれ”の湯に立ち寄る。その後、九重“夢”大吊橋を渡る。この橋は、九酔橋の標高777mの場所に架かる長さ390m、高さ173mという人が渡る吊橋では日本一長い橋である。 その後、九重登山口のある長者原に移動、駐車場で車中泊する。まわりを見るとキャンピングカーがあり、自分と同じような旅をしているような軽キャンパーもいて安心する。

7月8日は、九重連山の主峰である久住山に登ることにする。登山口の近くには、筑後川源流の碑とガイド犬平治号の石像がある。

ガイド犬平治号(石像の解説) 平治号、秋田犬は、昭和48年頃くじゅうに住み着き、以来登山者とともに山歩きを楽しみながら、くじゅう の登山コースをすべて覚え、登山者をガイドしてきた。山中で迷ったり、濃霧や吹雪で立ち往生した登山者を 誘導し無事に下山させたことも数多く、平治号の活躍は多くの人から賞賛された。登山者から愛され、かわい がられた。平治号も老衰のため昭和63年6月にガイド犬を引退、同年8月3日静かに永眠した。

06:00九重登山口を出発。舗装された旧鉱山道を登っていく。一眼レフカメラを持った韓国人らしい男性の観光客が同じ道を歩いている。おはよう!と挨拶をする。砂防ダムを少し過ぎたところに坊原への分岐がある。左に折れ坊原を登っていく。笹原の泥の山道には、延々とロープが張ってあるので分かりやすい。坊原を抜け再び旧鉱山道にでる。落石の危険のある星生北斜面の舗装道を急いで歩く。かすかな硫黄の匂いがし、前方には硫黄山からは水蒸気が立ちのぼっている。鉱山が終わり堰堤を横切る。堰堤の上には転がって来た大きな岩が乗っかっている。次来た時にこの岩はあるだろうか・・・。

大きな岩がごろごろした斜面を登っていく。岩にはペンキで印がしてあり指導標かわりになっている。振り返れば出発してきた長者原が見える。07:35すがもり越に着く。ここにはコンクリート製の避難所とその傍に鐘がある。ここを左に行けば三俣山に向う。前方には大船山が見える。岩場を下り北千里浜の分岐に達する。右に行けば久住山、左は坊がつるに行く。右に曲がり小川が流れる、広い平坦な砂利の広場を行く。注意書きによれば北千里浜は、火山ガスが溜まりやすいとのこと。早足で歩く。不快な臭気を感じたら速やかに通り抜けるか、高所への避難する必要がある。後ろには、どこから見ても目立つ三俣山が見える。ケルンが積まれた道を過ぎガレ場の道をペンキの目印に沿い登っていく。

08:35九十住別れに達する。右へ行けば100m先に避難小屋とトイレがありその先は牧ノ戸登山口に行き着く。左に行けば久住山の方向だ。左に曲がりペンキの印に沿いガレ場を登っていく。中岳と久住山の分岐を過ぎる。三俣山向こう側には由布岳と鶴見岳が見えてくる。尾根の分岐を右に曲がり久住山山頂を目指す。09:10久住山山頂(1786.5m)に達する。ガスがかかり何も見えない。記念撮影のち下り、中岳方向に向う。鞍部の分岐を左曲がり中岳方向に進む。小さい峰を越え池ノ小屋(避難小屋)に着く。前方には御池と天狗ヶ城が見える。中岳への分岐をすでに通りすぎてしまっていたので、隣の天狗ヶ城への道に行く。しっかりした天狗ヶ城西斜面の急な上りを息をきらせ登っていく。三俣山、由布岳、鶴見岳がよく見える。 10:15天狗ヶ城山頂(1780m)に達する。後ろには九州本土の最高峰・中岳(1791m)がガスの中に見え隠れする。10:20下山開始、絶壁のザレ場を慎重に下っていく。 10:40久住分かれを通過、往路を引き返し、坊原を通らず鉱山道を下り12:50長者原の駐車に無事帰着する。 萩への帰宅の途につく。







丹沢山
ガイド犬平治号
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旧鉱山道の入口に入る。
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↑ 砂防ダムを通過する。
← 真っ直ぐな旧鉱山道を歩く。
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砂防ダムのすぐ先にある坊原入口に入る。
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坊原を行く。
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坊原
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再び鉱山道に出る。
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落石に注意!
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堰堤を横切る。
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すがもり越に達する。
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すがもり越から大船山を見る。
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久住山と坊ガツルの分岐を通過する。
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すがもり越から九重連山を見る。
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沢が流れる北千里浜を行く。
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北千里浜は、火山ガスが滞留するので要注意。
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久住別れへの上りから三俣山を見る。
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久住山山頂(1786.9M)に到着する。
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わずかに視界が開け阿蘇山側の眺望が見える。
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久住山から中岳方向に進む。
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北千里浜と三俣山
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池ノ小屋
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天狗ヶ城に登る。
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天狗ヶ城山頂(1780m)に立つ。
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大船山(1786.2m)と中岳(1791m)
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再び久住別れに向かう。
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北千里浜を通過する。
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すがもり越から長者原へ向かう。
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長者原の我が車が見える。
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御池と天狗ヶ城
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左から中岳(1791m)、大船山(1786.2m)、稲星山(1774m)
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九重の山々
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三俣山(1747.7m)



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